就労継続支援B型JUMPの内職といえばアパレル関係がメインですが、今回、新しい作業を導入しました。
木工作業です!
アパレル関係は、おしゃれな服がたくさんあって、ブランドを調べたり、写真を撮ったりする楽しい作業ですが、木工作業は木工作業で違った楽しさがあります。
一本の木からモノが出来上がっていく。モノ作りの魅力ってありますよね。
出来上がりをイメージしながら、コツコツ作業をしていく。
そうした作業が得意という人もいると思います。
素材はヒノキの木材です。木工用ナイフや彫刻刀で少しずつ削っていきます。
一度削ってしまうとやり直しは出来ません。ときどき手を止めて、削りすぎていないかチェックをしたり、全体のバランスを確認したり。
これはスプーンですね。すくう部分の凹面を削ります。
すくう部分は薄く削ったほうが使いやすくなりますが、やりすぎは禁物。穴があいたり割れたりしたら商品になりません。
慎重に削ったあとは、サンドペーパーで表面を仕上げていきます。
最後にオイルで磨いて完成です!
フォークとナイフも出来上がりました!
利用者さんが木工作業をしながら教えてくれました。
ミケランジェロは、「どんな石の塊も内部に彫像を秘めている。それを発見するのが彫刻家の仕事だ」と言ったそうです。
どんな木の中にも何かが秘められていて、削り出されるのを待っているのかもしれませんね。
さて、こちらはアクセサリー作り。
詳細は・・次回(来月)に続きま~す!