こんにちは、就労移行支援Changeです。
就労先での備品管理について、皆さんは考えたことがありますか?
実際に仕事に就くと、ハサミやカッター、セロハンテープや接着剤といった消耗品はもちろん、机や椅子、会議室の鍵、パソコンや社用車まで、様々な会社の備品を借りて仕事を進めていくことが多いです。
では、借りた物を扱う際に気を付けることはなんでしょうか?
今回は会社の備品管理について、お話します。
第一に、借りた物は必ず元の場所に返却することが大切です。
例えば、会議室を使用し、施錠した後、会議室の鍵を借りたままにしてしまうと、鍵が無いので次に必要になった人が会議室を開ける事が出来ず、困ってしまいます。
また、パソコンを紛失してしまうと、会社の情報が外部へ漏れてしまう可能性があるので、紛失しないよう徹底した管理をしなければなりません。
第二に、次に使う人のことを気遣って片付けることが大切です。
紙を切るためにハサミを借りた時に、ハサミの刃に汚れが付着しており、紙が切れないハサミになってしまっていたらどうしますか?
当然、紙を切る前にハサミの刃を綺麗に拭き取る作業をしなければなりません。
以前ハサミを借りた人が使い終わった後に、自分の作業で付着してしまった汚れを綺麗に拭き取って元の場所に返していれば、次に使う人はハサミの刃の汚れに気を取られることなく、すぐにハサミを使って仕事が出来ます。
第三に、備品や消耗品は会社の経費で購入しているので、無駄のないように使用することが大切です。
ホッチキスやパンチラベルシール、コピー用紙など、失敗すると処分しないといけなくなるものに関しては、必要な個数や使用する数を無駄のないように考えて使っていく必要があります。
普段から無駄なく使う事を心掛けていても、誰しも失敗はしてしまうし、コピー業務に関しても数を勘違いして印刷してしまう事もあります……。
かくいう職員も先日、訓練で使うジェルボールをいくつか追加しようとして水で膨らませたのですが、増やし過ぎてしまいました。
朝、出勤するとジェルボールの量がとんでもない事に……。
小さな粒を少しボウルに入れて一晩水に浸しておいたのですが、こんなに膨らむと思わなかったので驚きました……。
職員総出で朝からジェルボールを仕分けし、まだ必要ない分に関しては別の容器に移し替えて対応しました。
次からは一気に増やしすぎないように気をつけたいと思います……。
就労移行支援Changeでは、様々な訓練によって利用者の一人一人が将来に向けて進むことを前提とした支援を行っております。
会社の備品は自分の物ではありません。
自分が借りた物は必ず返却することは勿論、丁寧に、無駄なく使えるように善処することや、皆が困らないように次の人の事を考えて使っていくことが大切です。
また、失敗をしてしまった時には、次はどうすれば同じ失敗を繰り返さずに済むのか、自分でよく考えて方法を工夫していける人になりたいですね。