就労移行支援Changeで最近流行っているのは大富豪。休憩時間や放課後にみんな集まってトランプゲームに興じます。
トランプゲームやUNOは、仲間同士の輪をぐっと縮める良いアイテムですね。
ところで最近もうひとつ流行っているものがあります。コンセンサスゲーム・・ご存じですか?
事故や災害で極限状態に取り残された人々が、力を合あせて、生還する方法を考える、それがコンセンサスゲームです。
砂漠や雪山、ジャングルや災害地域などさまざまなシチュエーションがありますが、ルールは同じです。最初にグループ分けをして、ひとグループ5~6人でゲームを始めます。
全体に条件が出されます。現在我々が置かれている事故や災害の状況が説明され、いくつかの使用できるアイテムが発表されます。
アイテムを使うか使わないか、使うならどういう使い方をして危機を脱出するか、それをそれぞれのグループで話し合います。
「このアイテムをこう使えばいいんじゃないか」
他の人の意見の中には、考えもしなかったアイデアがあるかもしれません。
なるほどと感心することもあれば、納得出来ないことも。
納得出来ないことは多数決ではなく、話し合いで解決していきます。
ゲームを始めたときには「6人のグループ」だった人たちが、しだいに「6人のチーム」になっていきます。
同じ目的をもって、意見を出し合い、お互いを理解し、合意形成していく。それがチームです。
一人では出来なかったことも、チームなら出来る!
それをこのコンセンサスゲームで実感出来るでしょう。