(就労移行支援Change)手話教室

先日、就労移行支援Changeでは、手話教室が開かれました。

でも、この手話教室、講師は職員ではなく、利用者さんでした。

 

就労移行支援Changeでは、スキルアップトレーニングとして、「自分が得意な分野について、自分が講師となってみんなに伝える」という訓練をしています。

例えば、歴史に詳しい人、古事記や戦国・幕末について語ったり、スポーツのルール説明、好きなゲームについて解説する、なんてこともありです。

 

 

 

「自分が得意なこと、好きなことを人に伝える」って、いざやろうと思うと、意外と難しかったりします。

得意だったはずなのに、うまく説明できない・・「知っている」っていうことと、「説明できる」っていうことは、同じではないということに気づかされます。

また、なまじ「知っている」せいで、初めて聞く人が「どこまで理解できるか、どういうところに疑問を持つか」が分からなかったりもします。

 

頭の中を整理して、何を伝えたいかをきちんとまとめて、企画書と資料を提出。しっかり準備をした上で、本番を迎えます。

先の手話教室では、簡単なあいさつから、災害時に使用する手話、耳が聞こえない方に接するときの注意点などを、利用者さんが講師となって他の人たちに伝えました。

また、「あ・い・う・え・お」50音の指文字も説明し、自分の名前を手話でどう表現するかも学びました。

手話教室は一回きりでしたが、この授業をきっかけに手話に興味を持った方もいるでしょう。

教える側も教わる側も、学ぶことの多い訓練でした。

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