(就労継続支援B型JUMP)社会に出るということ

 こんにちは! 就労継続支援B型JUMPの職員Kです。

 日中はまだまだ茹だるような暑さですが、朝晩は少し過ごしやすい気温になってまいりましたね。

 秋といえば、10月は秋祭りが播州地方各地で開催され、賑やかなシーズンとなってきます。

 ライトアップされた屋台を見るのが大好きで、今から楽しみで仕方ありません。

 

 さて、我が家の娘が今年高校生になり半年が過ぎました。

 娘は幼少期に自閉症スペクトラムと診断されています。そのため将来についての不安が大きく、JUMPに私が就職を決めたのもそこが要因となっております。

 社会に出れるのだろうか、うまくやっていけるのだろうかと、悩みだしたらキリがありません。

 親の心配はいくつになっても尽きることは無いのでしょうね。

 

 そこで、社会に出る予行演習として、うちの娘はこの夏休みからアルバイトを始めました。

 まずは求人先を一緒に探し、応募の方法、連絡の仕方、交通手段など一つひとつ説明しながら、何件か面接をし、飲食店に採用となりました。

 そこまでの道のりもなかなか大変で、東京の求人に応募してしまったり、電話応対が分からなくて練習を重ねたり、私も気が気でありませんでした。

 思いのほか当たり前に出来ると思っていたことが、本人にとっては難しいことなのだと実感させられました。

 

 JUMPで利用者さんの支援をしていても同じことを感じます。

 利用者さんそれぞれ、出来ること出来ないことが違います。一人ひとりの特性や癖を理解するにはアセスメントが欠かせません。

 日ごろから利用者さんに興味を持ち、知ろうとする姿勢がこの障害者支援というお仕事には大切なのだと実感します。

 

 JUMPに通所されている利用者さんたちは、みなさん一般就労を目指されています。

 利用者のみなさんにとっても、就職をして働くということはそう簡単なことではないでしょう。

 今回、うちの娘と一緒に私が経験したことも、支援の中で活かせる場面もあると思います。

 利用者さんの成長とともに、支援員も日々成長していくことが必要なのだと思います。

 

 社会に出るということは、障害をお持ちの方にとっては一大イベント。ハードルも高いように思いますが、まずは一歩を踏み出すお手伝いが出来ればと思います。

 

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