(就労継続支援B型JUMP)朝のビジマナ講座

 こんにちは!

 みなさん、お盆休みはどこかへ出掛けられましたか?

 JUMPの利用者さんたちも、旅行に行かれた方、実家に帰られた方、キャンプやバーベキュー、映画を観にいかれた方など、それぞれのお盆休みを楽しく過ごされたようです。

 

 さて、今回のテーマは「ビジネスマナー」。

 ふつう就労継続支援B型の事業所ではビジネスマナーの話が出ることはあまりないかもしれません。ですが、JUMPには将来的に就労を目指されている利用者さんがたくさん通所されています。そこでビジマナもある程度身につけていただけるよう、毎朝の朝礼の時間を利用して、ビジマナ講座を開いています。

 

 ビジマナの基本のキはあいさつから。

「おはようございます」

 職場でも学校でも、朝は「おはようございます」から始まりますね。みなさんも朝のあいさつはされていると思います。

 では、そのあいさつ、誰にされてますか?

 玄関や教室などの入り口で「おはようございます!」と言いながら中に入る。あらためて「誰に」って問われると、なんとなく先に来ている人たちに向けて・・って感じではないでしょうか。

 あいさつはコミュニケーションです。「おはようございます」とか「お疲れ様でした」というような言葉は、毎日習慣として使う言葉なので、あまりコミュニケーションだと意識することは少ないかも知れません。

 しかし、「おはようございます」というような短い言葉も、れっきとしたコミュニケーション。それを伝える相手との間に、気持ちの交流が生まれます。

 

 玄関口で靴を脱ぎながら「おはようございます」。カバンを下ろしながら「おはようございます」。誰かが「おはよう!」って返事をしてくれても、そちらを見ていないと誰が返してくれたか分からないですよね。

 あいさつはコミュニケーションだという意識を持って、顔を上げてみんなを見渡しながら「おはようございます!」。そうすれば、返事を返してくれた人の顔が見えます。きっと笑顔で返してくれているはずです。

 

「コミュニケーションが苦手」っていう人、多いですよね。人と雑談するのが苦手とか、どうしても緊張してしまうってひと、多いと思います。

 そんなとき、こうしたあいさつをしっかりしておくと、相手との心のハードルが少し下がります。話しやすくなります。

「おはようございます」「お疲れ様でした」というような短いひとことを、交わしているかどうかで、その後の話しやすさが変わってくるんです。

 

「コミュニケーションが苦手」って人ほど、あいさつをしっかりしましょう。あいさつは決まった文句を決まったタイミングで言えばいいものなので、コミュニケーションが苦手な人も、それほど緊張せずに言うことが出来ると思います。

 人とのコミュニケーションを円滑にとるには、最初のひとこと、あいさつが大事だということですね。

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