就労継続支援B型JUMPでは、いろいろな作業をしています。だいたいいつも4種類ぐらいの作業を並行して行なっています。
いろいろな業者さんからお仕事をいただいているので、納期が重なることもよくあります。
「今日は○○と××の納品日になっています。○○はお昼まで、××は夕方までに仕上げてください」朝礼で職員が利用者のみなさんにお伝えします。
さぁ、ここから利用者さんたちはそれぞれの作業チームに分かれて、その日の作業の分担や進め方を決めていきます。
そう、職員が決めるのではなく、利用者さんたちが決めていくのです。
チームでの作業はさまざまな効果があります。
多くの利用者さんはコミュニケーションを苦手としています。職員とは話が出来るけれど、利用者さん同士の会話は苦手・・という人は多いのではないでしょうか。
しかし、チームで作業をしていると、どうしても利用者さん同士で話をしないといけなくなります。
作業の分担を決めたり、作業の引き継ぎをしたり、声を掛け合いながら作業をすすめる必要があります。
そうしたことを繰り返すことで、知らず知らずのうちにコミュニケーションに慣れていくことが出来るのです。
また、どうしても利用者さんは指示待ちになってしまう傾向があります。
職員からの指示に従って行動をすることに慣れてしまうと、利用者さんは自分で考えず、指示待ちになりがちです。
チームで作業をすることで、自分たちで考え、自分たちで判断して自分たちで行動する習慣が身につきます。
→
作業の進捗を一人ひとりが意識し、自分のこととして考え、責任感が芽生えると、ふだん出せない底力が発揮されます。
「今日中に全部仕上げるのは、ちょっと無理なんじゃないか・・」なんてときでも、チームのメンバーが助け合って頑張れば、意外と出来てしまうのです。
こうした経験が一人ひとりの自信につながっていければいいなと思います。
このブログをご覧のみなさん! 私たちと一緒に働きませんか!!
見学・お問い合わせはいつでも受け付けていま~す!!
→ 079-283-5101(就労継続支援B型JUMP)