昨年12月の更新で紹介しました、卒業生の方から原稿が届きましたので紹介します。
2020/12/16のブログ記事、「就労移行支援活動記録No.2<祝!就職>」にてご紹介にあずかりましたchange卒業生の者です。
記事に記載の通り、数労移行のご支援のもと、運も味方して、今回、無事に障害者雇用の正社員として就職が決まりました。
まずは、私のような偏屈な人間にも、1年近くにわたり、厳しくも温かいご指導をしていただいた支援員の皆様方に、この場をお借りして感謝を申し上げます、ありがとうございます。
特に、精神的に不安定な時期からずっとお世話になり、仕事の悩みから、就労移行支援事業所とは全く関係ないプライベートな悩みまで相談に乗ってくださった、担当のK先生には、今後、足を向けて寝られないです。
さて、人によって障害由来の困り事は様々ですが、多くの人の共通の悩みは、人間関係、コミュニケ―ション能力だと思います。
御多分に漏れず、私自身もコミュニ―ション能力には人生を通して悩んでおりまして、中学生くらいの時から友達と呼べる存在はいませんでした。新卒に求められている能力、堂々の1位「コミュニケーション力」が欠けている私は、就職が許されない存在であると本気で考えている時期もありました。
しかし、結論から述べますとコミュニケーション能力は後天的に伸ばす事ができます。
最後に、この1年間は常に不安との闘いでした。自身の劣等感を克服する意味でも、プライベートにおいて資格勉強、読書、ジョギング、瞑想その他諸々、出来る事は何でもやって、不安を埋めるためにひたすら行動する生活でした。
就職において見られるのはまず経歴、今更必死に努力した所で、その頑張りが企業側にダイレクトに届くわけではない、就活失敗したらどうしよう・・・?とネガティヴな思考に囚われて、眠れないような状況になることも何度かありました。
しかし、自分自身が築き上げてきた努力というのは、目に見えなくとも、自信という形で少しずつ内面に積み重なっていき、面接の場において自分を堂々とアピールできる原動力になります。
私の場合は、選んだ就労移行支援事業所を含め、運に恵まれたというのが大きいと思っておりますが、正しい方向性の努力と、運が味方をすれば必ず道は開けます。
まだ就職して1ヵ月経過したところですので、今後自分の人生がどうなっていくかはわかりませんが、油断せず、謙虚と感謝の気持ちを忘れずに、精進して参ります。 <執筆者:卒業生 足を向けたまま10年寝太郎>
1月には原稿を頂いていたのですが、遅くなってすみません。
本人も仰っていますが、とにかく劣等感が強い方でした。
だからこそ、変えよう変えようと頑張ってきて、就職に辿り着く事が出来たわけですね。
卒業生の皆さまには毎回伝えるのですが、、、ここからがスタートです。油断せずにいきましょう。